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by benren

カテゴリ:外国人研修制度とは( 1 )

1 制度趣旨
外国人研修・技能実習制度とは、「我が国で開発され培われた技術・技能知識の開発途上国等への移転を図り、当該開発途上国等の経済発展を担う「人づくり」に寄与することを目的」とする制度であり、国際貢献の一環とされています。

2 外国人研修制度とは?
この制度を利用して来日する外国人は、研修生として原則1年以内の期間に、技術育成や日本語教育等の研修を行います。
研修は、実務研修と非実務研修とに分けられます。
実務研修は、実際の生産現場で仕事をすることで技術・技能知識を得る研修です。
非実務研修は、技術・技能知識を学んだり、日本語教育等の座学による研修です。
非実務研修は、研修期間全体のうち、原則として1/3以上実施しなければなりません。これらの研修は1週40時間基準とされ、時間外研修や休日研修は許されていません。 また、受け入れ機関は、往復渡航費用、住居費、研修実施費用、保険料を負担しなければならず、さらに研修生には研修手当として生活実費を支払わなければなりません。

3 技能実習制度とは?
研修を終えた研修生は、所定の要件を満たすと、技能実習生に移行することができます。
技能実習生は、研修生の受け入れ機関と雇用契約を結んで、実際に就労することで技術・技能を修得するものです。研修・技能実習を含めて最長3年の期間利用できる制度です。
技能実習生は実際に雇用契約を結んで就労するため、「労働者」として労働基準法や最低賃金法などの労働関係法規が適用されることになります。
そのため、実習実施機関は、技能実習生を1日8時間以内、1週間40時間以内しか働かせてはいけないとされ、技能実習生に残業や休日労働をさせる場合には労働協約を締結するなどの要件を満たすことが必要とされます。また、実習実施機関は、技能実習生に残業や休日労働をさせる場合には割増賃金を支払う必要があります。


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by benren | 2011-07-10 12:24 | 外国人研修制度とは